『子どもと旅するスリランカ』 川上枝里子 著 南船北馬舎

これまで「女ひとり旅」を満喫してきた著者が、娘にも貴重な体験をさせたいと、スリランカへの「子連れ旅」を計画します。 笑いがあったり、ちょっぴりハラハラしたり、温かい気持ちになったり……。現地での逸話を交えながら、いつの間にかスリランカの魅力のとりこに……。母の娘への愛情も随所にあふれる、心温まる旅行記兼ガイドブックです。

『閉経記』伊藤比呂美 著 中央公論新社

タイトルも装丁も大胆で、人前で読むのに勇気がいりそうですが、作者の勢いのある豪快な文章を読むと、今まで自分の中にあったタブーの概念が取り払われ、「そうなんだよね」と頷かせてくれます。テーマは閉経のほか、老いていく自分と親の死、子どもの独立、女友だちなど、周りの変化や人間関係を「新鮮で面白い!」と捉えています。閉経期は、女の「ネクストステージ」ですね!

『僕たちの前途』古市憲寿 著 講談社

若手起業家たちの生態。現代の若者の生き方が見えてくる。

『福島FUKUSHIMA 土と生きる』大石芳野 著 藤原書店

百聞は一見にしかず。福島の人々の苦悩を、想像するだけでなく、直視したい。

『転職書類』細田咲江 著 すばる舎

転職に特化した応募書類作成術。具体例が豊富でわかりやすい。

『女子力の時代を拓く』伊藤淳子 編著 日本地域社会研究所

様々な分野でリーダーとして活躍する女性名鑑。

『子どもの発達障害 ―家族応援ブック』高貝就 著 法研

広汎性発達障害のある子どもの発育・成長について詳しく解説。

『おとな小学生』益田ミリ 著 ポプラ社

絵本を開くと今でも思い出す子どもの頃の気持ち。エッセイと漫画で紹介。

『がんを身籠って』古村比呂 著 主婦と生活社

46歳で子宮頸がんになり、広汎子宮全摘出術を受けた女優の闘病記。

『ひとりになっても、夢中になれることをお持ちなさい』三星静子 著 中経出版

一生続けられる趣味、それがあなたの人生を支えてくれる。

『へなちょこ』くすのきしげのり作 学研教育出版

体育が得意なともちゃん。でも縄跳びだけは苦手。「へなちょこ」と思われるのがいやで、仲良しのあいちゃんに、ついウソをついてしまいます。前を向く勇気が胸にしみわたります。

『ぼくだよ ぼくだよ』きくちちき作 理論社

ライオンとひょうが「ぼくのほうが……」「ぼくのほうが……」と自慢しあううちに……。ダイナミックな絵にひきこまれ、一緒に遊んでいるような気持ちになりました。声に出して読みたい本。