『暗い時代の人々』森 まゆみ 著

満州事変勃発(1930年)から太平洋戦争終結(1945年)までの「暗い時代」に立ち向かった9人の評伝。名演説によって軍部と戦争を批判した斎藤隆夫、女性運動に奔走した山川菊栄、欧州をめぐりナチスの台頭を見た竹久夢二、治安維持法による女性逮捕者第一号の九津見房子らが、精神の自由のために点した小さな灯火をたどる。