『無頼化した女たち』水無田気流著 亜紀書房

社会に蔓延する不安により女子の保守化が著しい。しかし専業主婦は絶滅危惧種になりつつあり、かといってカツマーになれるのは一部のエリート女子。ふつうに産めない、働けない女子は結果「やさぐれる(=無頼化)」。その原因は女子自身にあるのではなく、社会にあると本書は分析する。