『なぜ理系に進む女性は 少ないのか?』S.J・セシ/W.M・ウィリアムス 編 西村書店

なぜ理系に進む女性は少ないのだろうか? 社会的なサポート不足、あるいは男女の生来の能力差? 米ハーバード大学学長の発言をきっかけに、欧米の代表的研究者たちが、統計学、進化論、社会学、神経科学などの分野から論争を展開し、論理的に考察していく。社会的・慣習的理由ではない科学的証拠に裏付けられた性差研究は興味深い。