9/26(土) 家族で守る、地域で守る みんなで学ぶ防災実践講座
1枚の布があれば、赤ちゃんも大人も安全に避難する方法があります。まずは地域で暮らす多様な人々が直面するさまざまな困難を理解します。次に、災害時に役立つ”驚き”の知恵と工夫をしっかり学びませんか。今の自分にできること、地域ができることを一緒に考えてみませんか。
日時:平成27年9月26日(土)午前10時~正午
講師:坂倉嘉余子(NPO法人男女共同参画おおた 理事)
あんどうりす(アウトドア流防災ガイド)
対象:どなたでも 40人
※育児中のパパ、ママ、家族を介護している方におすすめです。
参加費:無料
保育:5か月~就学前まで(要予約)
会場:世田谷区立男女共同参画センターらぷらす 研修室(北沢タウンホール11階)
申込:8月3日(月)午前10時より 電話・FAXまたはらぷらすのホームページから
電子メールで受け付けます(先着順)
※FAXの場合は、講座名・住所・氏名・電話番号・保育の有無
(保育を希望の場合は、子どもの名前と年齢)を明記してください。
講座内容
第1部 「男女共同参画・多様性配慮の視点で学ぶ防災」講師:坂倉嘉余子
●大規模災害発生時の被災の実態、避難支援が必要だった人の避難活動
●性別・立場による被災時の困難の違い
●今後の災害対策に求められること
第2部 「実践!みんなで学ぶ災害・防災のヒント」講師:あんどうりす
●地震の瞬間、何かできると誤解していませんか
●毎日の暮らしを防災仕様に!必要最低限の備えのポイント
●災害時に役立つアウトドアの知恵
●少しの力でラクに救助や脱出を行うためのワーク
●いのちを守るために必要なこと
【講師プロフィール】
坂倉嘉余子(NPO法人男女共同参画おおた 理事)
子育てボランティアを経て2009年より大田区男女共同参画推進事業を担当。現在は事業担当責任者として、男性・子どもの男女共同参画推進、方針決定過程における男女共同参画の促進、デートDV防止等に携わる。防災分野では、避難所運営や復興支援における男女共同参画と女性リーダーの必要性を広めるために活動している。
あんどうりす(アウトドア流防災ガイド)
阪神大震災被災体験をアウトドアの知識を生かし、2003年より全国で講演活動を展開。当時、誰も提唱いなかったが、現在では当たり前になっている毎日のカバンを防災仕様にというアイデアを提案。とりわけ子育てグッズと防災グッズをイコールにしてしまうアウトドア流の実践的な内容が好評。楽しくてすぐに実践したくなる、毎日の生活を充実させるヒントがたくさんあると親たちの口コミで全国に広まり、毎年の講演回数は100回以上。著書に『ちいさないのちをまもるママのためのナチュラル防災講座』(自然育児友の会)、共著に『自然災害最新サバイバルBOOK』『震災を生き延びる100の知恵(第7章)』
講座の報告
地域で暮らす多様な人々が直面するさまざまな困難を理解するとともに、災害時に役立つ“驚き”の知恵と工夫をしっかり学ぶ講座です。
地域で防災活動の担い手として実際に活動している方や8組のファミリーを含む、32人で実施しました。
第2部のあんどうりすさんのワークでは、実際にさらしを使ったおんぶの方法を体験。お子さんをおんぶした母親から、思わず「軽い!」と、驚きの言葉が!
アプリの活用や、特別なものを準備しなくても既に身近にあるものを防災グッズに変えるヒント、そして何より自分自身の力を防災力に変えるさまざまな学びが大好評な講座となりました。
【参加者の声】
・知らないお役立ち情報がたくさん聞けてありがたかった。もう少し時間が欲しかった。レジュメもよかったです!
・レジュメをよく読んで、自分のものにしたいです。
・第1部で学んだ災害時の女性の活動は、これからも時間をかけて啓発していく必要があります。防災訓練の場で働きかけていきたいです。