『推し、燃ゆ』(文庫)宇佐見りん[著]

「逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。デビュー作『かか』が第33回三島賞受賞。21歳、圧巻の第二作。」(河出書房新社図書紹介より)[913.6ウ]
「推す」という、エネルギッシュな、個人的な営みを支点に、主人公少女の生きづらさと孤独を描きあげている。
文庫版では、芥川賞受賞作家金原ひとみ氏による解説も収録している。