『棗椰子の木陰で 第三世界フェミニズムと文学の力』岡 真理 著

パレスチナの難民キャンプでは、支給のテント暮らしからトタン屋根の家へ、さらに子どもの勉強部屋や寝室を、と願うささやかな夢が、ある日突然、軍によって根こそぎ奪われる。そんな現実に、“いまここ”を伝えるだけではない「文学」は何ができるのか。世界の明日を創る子どもたち、若い世代に考えて欲しい。ロシアによるウクライナ侵攻後の、願いを込めた新装版。 [904 オ]