『気仙沼ニッティング物語』 御手洗瑞子 著  新潮社

「なにもないから始めよう」商品も毛糸もない、編み手もいないところから“世界中で一番かっこいい”王道のものを、と震災後の気仙沼で始め、持続的に地域に利益を還元できるまでにビジネスを成長させた著者。日本はもとより世界各地からも注文や見学が殺到している。種まき・芽吹き・苗の成長を経た今、木が大きな森になるよう100年続く会社を目指す物語。