『パンパンとは誰なのか キャッチという占領期の性暴力とGIとの親密性』 茶園敏美著 インパクト出版社

占領期におけるGHQ主導の性病検診、キャッチという名の警察による検挙など、戦後混乱期の日本女性への性暴力問題を論じている。戦後70年を経て風化しつつある問題を、改めて広く知らせるためにも注目したい一冊。